【今日の言葉】秀吉型の米国、家康型の日本

  『秀吉型の米国、家康型の日本』=日経平均がNYダウを追い上げ、その差が500ポイントを切り490ポイントとなっている。11日(火)のNYダウが1ドル高の1万7614ドルだったのに対し、同日の日経平均は343円高の1万7124円だった。両指数の単位を外した差が一気に500ポイントを割り込んだ。   一番の理由は、アメリカが量的金融緩和が終了し今後は政策金利引き上げの方向にあるのに対し、日本は10月末に追加の量的緩和を行うなど金融面からの景気刺激が見込まれることである。金利差から為替は、ドル高・円安に動いている。   ただ、裏を返せば、アメリカ景気好調に対し日本の景気が不振ということである。アメリカは、不景気を克服するため、『鳴かぬなら鳴かせてみせよう』式で、思い切った量的緩和を3度にわたって断行した。これに対し、日本もやるにはやっているのだが、『鳴くまで待とう』の雰囲気が見え隠れする。   果たして、この先、日経平均がNYダウを上回るような本格的な景気回復となるのか注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
『秀吉型の米国、家康型の日本』=日経平均がNYダウを追い上げ、その差が500ポイントを切り490ポイントとなっている。
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2014-11-12 10:15