カネカが7%安、中間期利益が計画に届かず、低進ちょくも嫌気

 カネカ <4118> が急落。前場に45円安(7.0%安)の599円まで売られている。  同社は11日引け後に今3月期の9月中間期業績を発表。売上高は2733億6800万円(前期比6.3%増)となり、従来から小幅に上積みしたものの、営業利益は16.5%減の94億8200万円と計画比で25億円超の未達となり、株価の売り要因となった。  化成品事業は原材料価格上昇の影響を強く受け、20%を超える営業減益となったほか、発泡樹脂製品事業は消費増税の駆け込み需要の反動減で需要が減退し、営業減益に。食品事業やエレクトロニクス事業も営業減益に終わっている。  通期計画は従来予想を据え置いたが、中間期業績の通期計画に対する営業利益の進ちょく率は31.6%と低い。(編集担当:片岡利文)
カネカが急落。前場に45円安(7.0%安)の599円まで売られている。
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2014-11-12 13:15