日本の「ガラケー」は生き残れるのか=中国メディア

 中国メディアの〓媒体は8日、日本のフィーチャーフォン(ガラケー)はかつて一世を風靡したとしながらも、現在の中国国内において購入できる日本メーカーの携帯電話はソニー製だけだと紹介、「日本の携帯電話はこの先、どのようにして生き残るのだろうか」と論じた。  記事は、もっとも早くからディスプレイがカラー化され、カメラも搭載された日本のフィーチャーフォンは「新しい体験を中国人にもたらした存在だった」とする一方、日本のフィーチャーフォンはスマートフォンの登場によって「天変地異とも言える変化を迎えた」と論じた。  さらに、「フィーチャーフォンの時代において、日本の携帯電話は先進技術を代表する製品だった」とし、他国の携帯電話に比べてディスプレイ解像度は約2倍に達し、携帯本体の薄さや筐体の美しさ、機能の豊富さなどで圧倒していたと指摘。  さらに、かつては「日本メーカーのフィーチャーフォンは美しくも遠い存在で、日本人がフィーチャーフォンを使用しているのを見て羨ましく思ったものだった」とし、ワンセグやNFC決済サービスなど、iPhone登場前の日本のフィーチャーフォンには驚きの連続だったと回想した。  一方、日本人の技術に対する追求は「研究開発の段階で停止することが多い」とし、インターフェースの美しさや使いやすさなどのソフト面は疎かになっているのではないかと指摘。「事実、日本の携帯電話は機械的な冷たさしかなく、ユーザーの使いやすさを考えた温かみを感じられなかった」と主張した。  また記事は日本は国別で見た場合、iPhoneのシェアが世界でもっとも高い国になっていると紹介。「日本人のスマホユーザーのうち、51%がiPhoneユーザーだ」とし、日本国内の市場すら失いつつある日本のフィーチャーフォンは生き残ることができるのだろうかと名残惜しさをにじませた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの〓媒体は8日、日本のフィーチャーフォン(ガラケー)はかつて一世を風靡したとしながらも、現在の中国国内において購入できる日本メーカーの携帯電話はソニー製だけだと紹介、「日本の携帯電話はこの先、どのようにして生き残るのだろうか」と論じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-11-12 15:00