日経平均は5円安スタート、ニチイ学館が買い気配、コロプラは売り気配
13日の日経平均株価は、5円05銭安の1万7192円00銭で取引を開始した。
前日の米国市場は2ドル安と小幅反落。5日連続での過去最高値後の利益確定売りとなったものの、頑強さが目立った。為替市場ではドルが115円台後半で推移しており、日経平均は5円安で寄り付いたものの、すぐにプラス転換するなど前日終値付近でのもみ合いとなっている。
個別株では、大規模な自社株買いを発表したニチイ学館 <9792> や、今3月期予想を上方修正したダイキョーニシカワ <4246> が買い気配でスタート。
また、長期運転の原発について運転延長申請が伝えられた関西電力 <9503> の買いが先行。通期業績見通しを上方修正したハーモニック・ドライブ・システムズ <6324> 、送電線の張り替えが報じられたJパワー <9513> も買われれている。
一方、今期業績予想と前期の記念配当実施を発表したコロプラ <3668> は材料出尽くし感で売り気配となっており、9月中間期業績予想を大幅減額したMrMax <8203> が急落、3Q業績が10%増益となったトレンドマイクロ <4704> も弱含んでいる。
きょうの決算発表は、取引時間中に大成 <4649> やゼンショーホールディングス <7550> 、東洋エンジニアリング <6330> 、高島 <8007> などが、大引け後にはユーグレナ <2931> 、オイシックス <3182> 、長谷工コーポレーション <1808> 、アミューズ <4301> 、KADOKAWA・DWANGO <9468> などが発表を予定している。(編集担当:片岡利文)
13日の日経平均株価は、5円05銭安の1万7192円00銭で取引を開始した。
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2014-11-13 08:30