新華金牛５０指数発表へ、試験運営期間の年平均利回りは１８．６％

　　新華社傘下企業の新華指数有限公司、新華社・中国証券報傘下企業の中証金牛有限公司は中証指数有限公司と、３社が共同開発した新華金牛５０指数（証券コードは０００９７６、トータルリターン・インデックスの証券コードはＨ００９７６）を２月１８日に発表することを宣言した。１５日付中国証券報が伝えた。 　　同指数の発表は、投資家に新たな分析ツールと投資対象を提供し、指数システムを豊富化することを目的としている。同指数は２００４年１２月３１日を基準日とし、基準値は１０００となる。指数作成の規則に基づき、同指数はすべての上海Ａ株と深センＡ株をサンプル選考対象とし、流動性・経営の安定性・収益性・成長性などの面から、サンプルを厳格に選考する。 　　２０１４年の最新のサンプルのうち、上海証券取引所・深セン証券取引所のメインボードからはそれぞれ１７、１１銘柄が入選し、中小ボード・創業ボードからはそれぞれ１２、１０銘柄が入選した。これらの銘柄は、工業、消費、医薬・衛生、金融・不動産、情報技術などの分野が中心となった。２０１３年末時点で、同指数構成株時価総額は約１兆８６００億元、自由流通株時価総額は約１兆元となった。過去を振り返ると、２００５年から２０１３年の９年間に、同指数の年間平均収益率は約１８．６％となった。 　　新華指数有限公司は新華社の傘下で指数事業に専門的に従事する機構で、主な事業には景気特徴類指数、評価・ランキング類指数、価格設定基準類指数、取引目標類指数がある。中証金牛有限公司は新華社・中国証券報の傘下企業で、中国証券報の「信頼できる投資コンサルティング」の主旨を引き継ぎ、中国証券報の「金牛賞」のブランドと業界内の影響力を利用し、金融商品の分析・評価と応用研究に取り組んでいる。（編集担当：陳建民）