クックパッドが大幅反落、海外での公募増資で株式希薄化を嫌気

　クックパッド <2193> が３日ぶりに大幅反落している。公募増資による株式価値の希薄化が懸念され、一時前日比３７５円安（９．５４％安）の３５５５円まで売られている。 　同社は１２日引け後に海外での公募増資を発表。欧州やアジアなどの海外市場（米国およびカナダを除く）で資金調達を行うとした。新規発行株数が２５０万株、発行価格が３６１６円に決まり、発行済株式数は従来から７．６％増の３５５８万６８００株となる。調達の手取概算額は約８６億円におよぶ。 　同社は、調達資金を海外レシピサービス事業の拡充や国内の新規事業の拡大に充当する予定。（編集担当：松浦直角）