巴が今期の営業益予想を上積み、一転増益予想に
巴コーポレーション <1921> が午後0時30分の業績発表後に急伸。直後に27円高(6.3%高)の457円まで買われる場面があった。
同社の今3月期の9月中間期業績は、売上高が105億9800万円(前年同期比22.6%増)、営業利益は11億3100万円(前年同期の3.0倍)に拡大。従来計画と比較し売上高は14億円程度下回ったが、営業利益は3億円超の上積みとなっている。
消費税引き上げの影響などが影響し、労務費や資材価格の上昇も懸念材料となったものの、堅調な公共投資や民間設備投資が見込まれ、受注高は前年同期比で大幅に増大したという。
通期業績予想も同時に修正しており、売上高は従来予想の22億円(前期比0.9%増)を据え置いた一方で、営業利益は9億円から12億円(同3.9%増)へと修正し、増益予想に転換。純利益は6億円から8億円(同19.5%減)に上積みした。
同社株の年初来高値は1月6日に付けた510円。10月17日には395円まで調整し、底打ちしている。(編集担当:片岡利文)
巴コーポレーションが午後0時30分の業績発表後に急伸。直後に27円高(6.3%高)の457円まで買われる場面があった。
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2014-11-13 13:15