大塚HDの4―9月期売上は計画未達、営業益は大幅上積み

 大塚ホールディングス <4578> が午後1時30分に今12月期の4―9月期業績を発表。株価は発表前に92円安の3862円まで売られていたが、発表後に下げ幅をやや縮小している。  同社の4―9月期業績は、売上高が前年同期比12.7%増の7882億8300万円、営業利益は同22.3%増の1366億5000万円となった。従来計画と比較し、売上高は約67億円の未達となったが、営業利益は166億円以上の上積みで着地している。  医療関連事業において、抗精神病薬「エビリファイ」が国内外で業績を拡大し、同事業の大幅増収に寄与。営業利益も拡大した。一方、ニュートラシューティカルズ関連事業では、「カロリーメイト」の販売が伸びたものの、「ポカリスエット」の販売数量が落ち込んだことなどで減収・営業減益となっている。  大塚HDの今期業績は決算期の変更により変則9カ月決算となっており、通期計画は売上高1兆2000億円、営業利益1900億円の従来予想を据え置いている。(編集担当:片岡利文)
大塚ホールディングスが午後1時30分に今12月期の4―9月期業績を発表。
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2014-11-13 14:00