キクカワが高値更新、中間期は計画上ブレで通期見通しを引き上げ
キクカワエンタープライズ <6346> は朝方に77円高(30.07%高)の333円まで上昇し、7月29日の年初来高値316円を上回った。14年9月中間期で従来計画を上回り、15年3月期業績および配当予想を上方修正したことが好感された。
中間期の売上高は前年同期比2.2倍の19億6700万円、営業利益は同2億1000万円(前年同期は2億6100万円の赤字)で着地し、従来計画(営業益9000万円)を大きく上回った。木工機械関係のプラント納入などで売上が伸び、原価低減、経費節減活動でコストダウンを目指したことや、工場の稼働率向上などが奏功した。
通期業績予想は、売上高を40億円から43億円(前期比45.5%増)、営業利益を2億円から4億3000万円(前期は1億6900万円の赤字)に引き上げた。また、中間期末の配当を1円から2円へ、期末配当を2円から3円に引き上げ、年間5円(前期は2円)とした。(編集担当:宮川子平)
キクカワエンタープライズは朝方に77円高(30.07%高)の333円まで上昇し、7月29日の年初来高値316円を上回った。
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2014-11-13 14:15