【株式市場】消費増税の先送り期待など再燃し材料株も活況で日経平均一段高
◆日経平均の終値は1万7392円79銭(195円74銭高)、TOPIXは1389.51ポイント(12.46ポイント高)、出来高概算(東証1部)は24億6788万株
13日後場の東京株式市場は、官房長官が午前の記者会見で微妙に消費増税の先送りに触れたとの見方が伝えられ、景気の持ち直し期待が強まり、スズキ <7269> が急激に値を上げるなど自動車株が一段上値を追い、三井不動産 <8801> などの不動産株や大成建設 <1801> などの建設株も上値を追う場面を見せた。日経平均は一段上値を追う展開になり、大引けにかけて203円72銭高(1万7400円77銭)まで上げ、2007年10月以来の1万7400円台に進んだ。
ファーストリテイリング <9983> など、日経平均との連動性の強い銘柄が上値を追ったほか、選挙関連株も売買活発で、パイプドビッツ <3831> が反発しイムラ封筒 <3955> (東2)は大幅続伸。オンコセラピー・サイエンス <4564> (東マ)は朝、新薬に関する研究を発表し急伸となった。
本日新規上場となったソフトウエア検査などのSHIFT(シフト) <3697> (東マ)は前後場とも買い気配のまま売買が成立せず、気配値上限値段の2990円で終了し、公開価格1300円の2.3倍となった。
東証1部の出来高概算は24億6788万株(前引けは10億7614万株)、売買代金は2兆5665億円(同1兆1009億円)。1部上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は1297(同954)銘柄、値下がり銘柄数は433(同706)銘柄。
また、東証33業種別指数は29業種(同23業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、水産・農林、倉庫・運輸、その他金融、保険、小売り、化学、サービス、繊維製品、ゴム製品、情報・通信、陸運、石油・石炭、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万7392円79銭(195円74銭高)、TOPIXは1389.51ポイント(12.46ポイント高)、出来高概算(東証1部)は24億6788万株。
economic
2014-11-13 16:00