積水ハウスが業績上方修正と中期経営計画、自社株買いを発表

 13日引け後、積水ハウス <1928> が今1月期の通期業績予想を修正し、中期の経営計画や自社株買いも発表した。  通期の売上高は1兆8200億円から1兆9100億円(前期比5.8%増)に増額。営業利益は1420億円から1450億円(同9.9%増)、純利益は860億円から890億円(同11.5%増)に上積みしている。  「積水ハウス・リート投資法人」東証上場承認を受け、保有オフィスビルを売却予定としたことや、請負型事業の受注状況などが修正要因となっている。  また、17年1月期を最終年度とする中期経営計画を発表。住宅、住宅関連ビジネスの拡大を図り、請負型事業の強化をはじめ、ストック型および開発型ビジネスでの新規事業の拡大を目指すという。  最終年度の業績目標は、売上高が2兆200億円(今期計画比5.8%増)、営業利益は1660億円(同14.5%増)とし、株主還元では平均配当性向40%以外に、当期利益の20%をメドとした自己株式の取得も行う方針としている。  さらに、同社は自己株式の取得も発表。普通株式で上限1000万株(発行済み株式総数の1.44%)を11月14日から15年1月30日までの期間で取得する。取得価額の総額は上限で170億円となる。(編集担当:片岡利文)
13日引け後、積水ハウスが今1月期の通期業績予想を修正し、中期の経営計画や自社株買いも発表した。
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2014-11-14 06:00