太平洋セメが大幅続落、国内セメント需要の伸び悩みが懸念される

 太平洋セメント <5233> が大幅続落となった。寄り付きからほぼ一貫して売られ、13日は前日比25円安(6.33%安)の370円とほぼ安値引け。  決算説明会で国内需要の伸び悩みが示されるなど、外部環境の悪化が懸念されたことが要因。同社の値下がり率は同業の住友大阪セメント <5232> (3.23%安)などを上回り、ガラス土石製品では最大となった。  また、13日は太平洋セメの出来高が大幅に拡大。今年最大の4203万1000株にのぼり、11月の1日あたり平均出来高(1523万株)の約2.8倍となった。(編集担当:松浦直角)
太平洋セメントが大幅続落となった。
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2014-11-13 16:15