世界のジェット旅客機 新たな需要は「2033年までに3万5000機超」と中国企業予測=中国メディア

中国メディア・21世紀経済報道は11日、中国商用飛行機公司が同日の珠海航空ショーにおいて、今後20年間の世界におけるジェット旅客機のニーズが3万5000機あまり、価値にして約4兆米ドル(約463兆円)に達するとの予測を示したと報じた。
報告では、2033年までに世界で必要となる新しいジェット旅客機が3万5166機に達し、そのうち機内通路が1本のナローボディジェット旅客機が2万2760機を占めるとされた。
記事は、この予測が7月にボーイング社が発表した予測に近いものであるとし、同社が今後20年で新しいジェット旅客機3万6770機(うちナローボディ機2万5680機)のニーズが生じると予測したことを紹介。一方で、ナローボディ機の割合ではボーイング社の70%に対して中国商用飛行機は64%とやや低く見積もったと伝えた。
中国商用飛行機の報告ではまた、20年後の中国国内旅客機の規模が6827台にまで拡大し、世界全体の旅客機に占める割合も現在の11%から17%に増加すると予測。この間に同社は5541機、6740億ドル(約78兆円)の旅客機を新たに購入するとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・21世紀経済報道は11日、中国商用飛行機公司が同日の珠海航空ショーにおいて、今後20年間の世界におけるジェット旅客機のニーズが3万5000機あまり、価値にして約4兆米ドル(約463兆円)に達するとの予測を示したと報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-11-13 19:00