ユーグレナが軟調、報道番組で話題も今9月期は営業大幅減益に
ユーグレナ <2931> が大幅安。朝方に81円安(5.3%安)の1451円まで売られた。
同社は14日引け後に、今15年9月期の業績予想を発表している。
今期は売上高が前期比55.0%増の47億2200万円と拡大するものの、積極的な広告宣伝費とバイオ燃料などの開発費用の増加もあり、営業利益は同45.3%減の7700万円と大幅減額を予想、売り要因となった。
同社の前期業績は、売上高30億4600万円(前期比45.6%増)、営業利益は1億4200万円(同19.4%減)で着地した。
一方、同社は内閣府の「セレンディピティの計画的創出による新価値創造」の研究開発機関に選定されたと13日に発表。細胞の個性を発見するセレンディピターの開発とそれを用いた優れた能力の発掘を目的としており、研究助成の寄与が見込まれている。
また、13日夜のテレビ東京系「カンブリア宮殿」において同社の事業展開が紹介され、10月に発表された武田薬品工業 <4502> とのミドリムシ製品開発における提携契約や、いすゞ自動車 <7202> との次世代バイオディーゼルにおける共同研究、ミドリムシのジェット機燃料としての可能性や配合食品の展開などが紹介され、話題を呼んでいる。(編集担当:片岡利文)
ユーグレナが大幅安。朝方に81円安(5.3%安)の1451円まで売られた。
japan,company
2014-11-14 09:15