日経平均は98円高と4日続伸、引けにかけて持ち直す
14日の日経平均株価は前日比98円04銭高の1万7490円83銭と4日続伸し、連日で年初来高値を更新した。また、TOPIXは08年6月以来の1400ポイント台回復となった。
米国株高を好感した買いが先行。日経平均は一時1万7500円台を回復した。週末ということもあり、短期的な過熱感も意識されて前場は利益確定売りに押されて下げに転じるなど上値の重い展開が続いたが、ドル・円が116円台を回復したことも支えになり、後場は底堅く推移。引けにかけて持ち直した。
個別では、14年12月期業績予想が市場コンセンサスを上回ったネクソン <3659> が東証1部で値上がり率トップ。15年9月期で大幅増益を見込んだネクシィーズ <4346> も大幅高。子会社が上場承認されたクリエイト・レストランツ・ホールディングス <3387> も買われた。15年3月期の純利益予想を上方修正したエーアンドエーマテリアル <5391> も急伸。三菱化工機 <6331> 、岩谷産業 <8088> など水素関連株も活況となった。
半面、15年3月期業績予想を下方修正した大真空 <6962> は売りが先行。14年9月中間期で市場コンセンサスを下回ったリクルートホールディングス <6098> もさえなかった。公募増資などを発表した第一工業製薬 <4461> も安い。(編集担当:宮川子平)
14日の日経平均株価は前日比98円04銭高の1万7490円83銭と4日続伸し、連日で年初来高値を更新した。
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2014-11-14 15:00