東燃ゼネが今12月期計画を再減額、大幅営業赤字に転落

 東燃ゼネラル石油 <5012> が14日引け後、今12月期の通期業績予想を下方修正した。  売上高は従来予想の3兆6000億円から3兆4000億円(前期比4.9%増)に引き下げ。営業損益は60億円の黒字から290億円の赤字(前期は522億8900万円の黒字)に転落し、純利益は470億円から260億円(同13.5%増)に大幅減額している。  原油価格や製品価格の下落が影響したほか、従来は想定していなかった在庫評価損を350億円見込んだことも響いた。同社は8月14日に今期予想を減額しているが、さらなる大幅下方修正となっている。  配当予想については、従来計画の38円から変更していない。  同社の今第3四半期業績は、売上高が前年同期比8.6%増の2兆6184億4400万円、営業損益は69億500万円の赤字(前年同期は495億3500万円の黒字)に終わった。  東燃ゼネの14日の終値は、4円高の990円。同社株は6月17日に1030円の年初来高値を付けている。(編集担当:片岡利文)
東燃ゼネラル石油が14日引け後、今12月期の通期業績予想を下方修正した。
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2014-11-14 21:00