東燃ゼネが軟調、原油安響き今12月期は営業赤字予想に転落
東燃ゼネラル石油 <5012> が売り先行。寄り付き直後に15円安(1.5%安)の975円まで下げている。同社は14日引け後に今12月期の通期業績予想を下方修正し、嫌気された。
売上高は従来予想の3兆6000億円から3兆4000億円(前期比4.9%増)に引き下げ。営業損益は60億円の黒字から290億円の赤字(前期は522億8900万円の黒字)に転落し、純利益は470億円から260億円(同13.5%増)に大幅減額している。
原油価格や製品価格の下落が影響したほか、従来は想定していなかった在庫評価損を350億円見込んだことも響いた。同社は8月14日に今期予想を大幅減額しているが、さらなる大幅下方修正となった。
配当予想については、従来計画の38円から変更していない。
同社の今第3四半期業績は、売上高が前年同期比8.6%増の2兆6184億4400万円、営業損益は69億500万円の赤字(前年同期は495億3500万円の黒字)に終わった。(編集担当:片岡利文)
東燃ゼネラル石油が売り先行。寄り付き直後に15円安(1.5%安)の975円まで下げている。
japan,company
2014-11-17 09:30