マツモトキヨシが急落、今3月期は一転、減収減益予想に
マツモトキヨシホールディングス <3088> が急落。午前9時28分に185円安(5.4%安)の3260円まで売られている。
同社は14日引け後、今3月期の業績予想を減額修正したことで、寄り付きから売りが集中した。
通期の売上高は、従来予想の5100億円から4900億円(前期比1.1%減)に引き下げ。営業利益は225億円から190億円(同15.3%減)に、純利益は134億円から112億5000万円(同15.8%減)に引き下げており、増収増益から一転、減収減益予想に転じた。
9月中間期までに、消費増税前需要の反動減に見舞われたほか、集中豪雨や記録的な大雨など天候要因も影響し、シーズン商品を中心に売上が減少。下期に入り売上高は回復基調にあるものの、相次ぐ大型台風の上陸、消費者の慎重な購買意識の継続などもあり、今後も厳しい経営環境が続くと見通している。
同社の中間期業績は、売上高が前年同期比1.5%減の2346億4200万円、営業利益は同29.1%減の67億3000万円で着地。従来計画から売上高で140億円弱、営業利益は24億円弱下回った。(編集担当:片岡利文)
マツモトキヨシホールディングスが急落。午前9時28分に185円安(5.4%安)の3260円まで売られている。
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2014-11-17 09:30