関電化は高値更新、15年3月期利益予想の上方修正や復配を好感
関東電化工業 <4047> は3日続伸し、9月12日の年初来高値を上回った。午前10時40分には52円高(11.71%高)の496円を付けている。前場は東証1部で値上がり率トップ。14日引け後に15年3月期利益予想を上方修正したほか、3期ぶりの復配を発表したことが好感された。
通期業績予想の売上高は374億円(前期比2.3%増)を据え置いたが、営業利益を23億円から28億円(同84.2%増)に引き上げた。上期に精密化学品事業部門で半導体・液晶用特殊ガス類の販売価格・販売数量が堅調に推移したため、通期業績が従来予想を上回る見通しになった。また、未定としていた配当は3円に修正した。復配は12年3月期(年間6円)以来。
なお、14年9月中間期の売上高は前年同期比3.2%増の180億3200万円、営業利益は同2.9倍の12億7700万円だった。(編集担当:宮川子平)
関東電化工業は3日続伸し、9月12日の年初来高値を上回った。
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2014-11-17 11:15