【株式市場】7~9月GDPや沖縄県知事選など受け日経平均は一時大幅反落
◆日経平均の前引けは1万7037円65銭(453円18銭安)、TOPIXは1371.19ポイント(29.22ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億1612万株
17日前場の東京株式市場は、日経平均が11時過ぎに一時496円94銭安(1万6993円89銭)まで下げ、急反落となった。東証の取引開始前に発表された国内GDP(国内総生産、7~9月・速報値)が鈍化したことや、沖縄県知事選を受けて米国の対日姿勢に不透明感が漂う可能性が出てきたことなどが言われ、主力株が軒並み反落。
高性能センサーを発表して朝方に高値を更新したソニー <6758> もほどなく下げに転じ、日経平均の先物も売り先行となった。半面、東レ <3402> が炭素繊維の大型受注報道を好感して高く、コマツ <6301> は自社株乗客を好感して堅調。イムラ封筒 <3955> (東2)は選挙関連株として活況高となり、アサカ理研 <5724> (JQS)は画期的な貴金属類の回収技術を材料に連日急騰のストップ高、ホットリンク <3680> (JQS)はネットへの投稿分析需要の拡大などが言われて出直りを強めた。
東証1部の出来高概算は15億1612万株、売買代金は1兆4216億円。1部上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は153銘柄、値下がり銘柄数は1610銘柄となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
サンセイランディック<3277>(東2)は14日、14年12月期第3四半期累計(1~9月)連結決算を発表し、併せて通期業績予想を増益修正した。
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2014-11-17 12:30