共同PRは急反落、14年12月期損益予想の下方修正で赤字幅拡大の見通しに

 共同ピーアール <2436> は3営業日ぶりに急反落し、朝方には264円安(23.34%安)の867円を付けた。14日引け後に14年12月期損益予想の下方修正を発表して失望売りが殺到。売り一巡後は900円台前半まで下げ渋ったものの、後場もジャスダック市場では値下がり率上位となっている。  売上高は39億700万円から40億6700万円(前期比1.2%増)に引き上げたが、営業損益は8800万円の黒字予想が一転し、2億1300万円の赤字(前期は1億100万円の赤字)に拡大する見通しとなった。  同社は公官庁のWEB構築および運用保守業務として受注したWEB関連プロジェクトにおいて第2四半期に受注損失引当金7100万円を計上している。ただ、プロジェクトを進めていくうえでさらなる人員数の投入が必要と判断、納期についても順守することが困難とみて、第3四半期に追加で受注損失引当金3億200万円を計上した。  なお、第3四半期の売上高は前年同期比4.5%増の29億4600万円、営業赤字は2億9800万円(前年同期は1億5800万円の赤字)だった。(編集担当:宮川子平)
共同ピーアールは3営業日ぶりに急反落し、朝方には264円安(23.34%安)の867円を付けた。
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2014-11-17 12:45