上方修正で一転して最高益更新予想となった銘柄は=金山敏之
先月下旬から始まった3月期決算企業の中間決算発表もほぼ終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計<14日までに決算を発表した3月期決算企業>では、全体の増益率は期初の1%台から上振れし前期比で3%増え、金融危機前の2008年3月期に記録した過去最高益に迫る見通しとなっています。内需減速を背景に非製造業が5%の減益を見込む一方で、製造業の利益が8%増えることが全体をけん引すると日本経済新聞では解説しています。
こうしたなかこの中間決算で通期予想を上方修正<決算発表前の修正も含む>したことで営業利益が一転して最高益更新予想となった銘柄を幾つかみつけることができます。主力銘柄では三菱電機 <6503> や川崎重工業 <7012> がリーマン・ショック前の2008年3月期の最高益を7年ぶりに更新する見通しとなったほか、福島工業 <6420> や新明和工業 <7224> などのように減益予想が一転して増益予想となり最高益更新の見込みとなった銘柄もみられます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
先月下旬から始まった3月期決算企業の中間決算発表もほぼ終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計<14日までに決算を発表した3月期決算企業>では、全体の増益率は期初の1%台から上振れし前期比で3%増え、金融危機前の2008年3月期に記録した過去最高益に迫る見通しとなっています。
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2014-11-18 17:45