中国が掲げる 「大型航空機生産戦略」=中国メディア

 中国メディア・中国新聞社は18日、中国で「大型飛行機製造戦略」が示されたのに合わせ、同国内初の航空機に関する専門機関である「中国航空機設計・運営委員会」(ADO)が同日上海で設立されたと報じた。  記事は、ADOの主な職務が、安全な運用環境を確保するために、経験や専門分野の人材を活用して注目すべき新技術などについて検査、識別、モニタリングすること、商用輸送機の設計や運航に対して提案すること、パイロットと飛行機メーカー、システム設計者、エンジニアとの関係を強化して航空運輸の安全や効率を高めることなどであると紹介した。  そして、現在中国国内における1日の大型民間航空機の飛行が約1万3000機で、輸送機のパイロット数が2万8000人にのぼっており、飛行機の安全性や効率に対してさらに高いレベルが求められているとする中国民用航空パイロット協会関係者の話を伝えた。  記事はまた、ADOが同協会内の専門委員会として、協会と航空機メーカー、航空電子メーカーとの技術協力を推進することで、中国民間航空業界が技術発展において、世界の航空技術へのさらなる進歩を促すことになるとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・中国新聞社は18日、中国で大型飛行機製造戦略が示されたのに合わせ、同国内初の飛行機関連専門機関である「中国航空機設計・運営委員会」(ADO)が同日上海で設立されたと報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-11-19 00:30