日本のGDPマイナス成長  米国メディアも辛口の論調=中国メディア

 中国メディア・環球網は18日、日本の内閣府が17日に発表した第3四半期の国内総生産(GDP)速報値が年率換算で前期比マイナス1.6%になったことに対して、米国メディアの反応などについて紹介する記事を掲載した。  記事はまず、第3四半期のマイナス成長が、消費増税により同7.3%と大きく減少した第2四半期に続くものであることを紹介。そのうえで、米メディア・CNBCが日本はすでに技術的な衰退に陥ったと伝えたことを紹介した。  また、米紙・ワシントンポストが「安倍首相が高らかに宣伝してきたアベノミクスが、長期低迷する日本の経済に成長をもたらさないことが証明された」と評したこと、米メディアのニューヨーク・タイムズも「一般市民はアベノミクスから何のメリットも得られずにいる。収入増が生活コスト増に追いつかず、貧者をさらに困窮させている」としたことを併せて伝えた。  記事はさらに、日本のメディアが「2期連続のマイナス成長が、消費増税後の景気低迷を証明した」と報じたほか、日本のある経済学者が「日本経済は実際今年4月から衰退し始めていたにもかかわらず、日本政府は必死に『アベノミクスは成功した』とのジョークを発していた」と批判したとも報じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF.COM)
中国メディア・環球網は18日、日本の内閣府が17日に発表した第3四半期の国内総生産(GDP)速報値が年率換算で前期比マイナス1.6%になったことに対して、米国メディアの反応などについて紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF.COM)
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2014-11-19 00:45