日経平均は上げ幅100円超に拡大、解散総選挙や円安進行を好感
19日の日経平均株価は前日比40円25銭高の1万7384円31銭で寄り付いた。安倍首相が衆院解散と消費税率引き上げの延期を表明したことで、経済対策や景気回復に対する期待が高まったようだ。前日の米国株高に加え、ドル・円が117円台まで上昇したことも支えになり、日経平均は上げ幅を100円超に拡大している。
個別では、東証1部銘柄に指定されたOCHIホールディングス <3166> 、2部への市場変更が承認されたIBJ <6071> も上昇。同じく2部への市場変更が承認され、記念配当実施を発表したバリューHR <6078> は買い気配となった。UI開発環境「UIコンダクター」がマツダ <7261> のHMI先行開発環境に採用されたと発表したアートスパークホールディングス <3663> も買いを集めている。
半面、15年9月期で減収減益を見込んだ日本マイクロニクス <6871> は売り気配スタート。ユーロ建てCBの発行を発表したテルモ <4543> も軟調に推移している。株式優待制度の変更を発表した三栄建築設計 <3228> もさえない。(編集担当:宮川子平)
19日の日経平均株価は前日比40円25銭高の1万7384円31銭で寄り付いた。
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2014-11-19 09:15