日経平均寄り付きは118円高、モジュレ、SMSが買い気配

 20日の日経平均株価は、118円94銭高の1万7407円69銭で寄り付いた。  前日のNYダウは2ドル安と小動き。一方で、外国為替市場においてドルが118円近くまで買われ、さらなる円安進行が好感されたことから、日経平均は買いが先行して取引を開始している。  個別株では、上限12万株の自社株買いを発表したモジュレ <3043> や、自社株買いと株式分割を発表したSMS <2175> が買い気配でスタート。自動車軸受けの新工場を設立する大同メタル工業 <7245> も買い気配となっている。  また、TOBによる自社株式取得を発表したカカクコム <2371> が急伸しており、TOBに応じカカクコム株を売却するデジタルガレージ <4819> も買われている。サイバーエージェント <4751> による資本参加の詳細を発表したエイベックス・グループ・ホールディングス <7860> も堅調。  一方、エアバッグのリコール対象を拡大すると報じれたタカタ <7312> が売り気配。セブンーイレブンのドーナツ参入が報じられ、影響が懸念されたダスキン <4665> は軟調となり、東証1部への市場変更が決定したジーテクト <5970> は買い一巡後にマイナスに転じている。(編集担当:片岡利文)
20日の日経平均株価は、118円94銭高の1万7407円69銭で寄り付いた。
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2014-11-20 08:45