ユーグレナが続急伸、航空機燃料に設備投資との報道で
ユーグレナ <2931> が3日続伸。午前9時55分に、前日比84円高(5.88%高)の1512円まで買われている。航空機燃料の設備投資について20付で日刊工業新聞が報じたことを好感している。
同紙によると、ユーグレナはミドリムシを原材料とした航空機燃料の生産設備に約43億円を投じる。「沖縄県石垣市のミドリムシ生産拠点からミドリムシを供給し、ジェット燃料に加工する設備を建設する」とした。
同社はかねてから航空機燃料としてミドリムシを利用する研究開発に取り組んでおり、航空大手ANA <9202> とは同研究を前提とした資本提携も結んでいる。7月には、米ボーイング社や日本航空(JAL) <9201> など33社で、バイオ燃料の実用化を目指す「次世代航空機燃料イニシアティブ」(INAF)が動き出したこともあって注目が高い。
13年12月の公募増資で約76億円を調達しており、今回の設備投資に資金を充てるもよう。(編集担当:松浦直角)
ユーグレナが3日続伸。
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2014-11-20 09:45