アーバネットが業績修正を発表、株価は急騰後に失速
アーバネットコーポレーション <3242> が16日昼に業績予想を修正した。
今6月期の12月中間期業績については、売上高を従来予想の32億円から36億円(前年同期比1.8%増)に増額、増収予想に転じたほか、営業利益は2億1500万円から3億6000万円(同17.4%減)に、純利益は1億2000万円から3億500万円(同40.5%減)に上積みしている。
昨年(13年)竣工した3物件の個別決済が想定を超えて進み、2Q業績に算入できたことや、買取再販物件の最終利益率が予想よりも高かったことなどが寄与している。
一方、通期計画については、個別決済の前倒しなども考慮に入れた結果、売上高は100億円(前期比41.0%増)と従来予想を据え置いており、営業利益は10億3500万円から11億2000万円(同48.0%増)に増額したものの、税効果会計にもとづく法人税等調整額を算出した結果、純利益は7億8000万円から7億1500万円(同1.2%減)の減益予想に引き下げた。
アーバネットコーポレーションの株価は、後場入り直後に13円高の325円まで買われたものの、その後は売りに押され、午後0時49分に16円安の296円まで下落している。(編集担当:片岡利文)
アーバネットコーポレーションが16日昼に業績予想を修正した。
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2014-01-16 13:45