DNA研が後場にストップ高買い気配、エンプラスが新株引受け

 DNAチップ研究所 <2397> が後場に150円高の893円でストップ高買い気配となっている。  20日の前引け後、同社はエンプラス <6961> との資本業務提携を発表し、材料視された。DNA研の発行する新株をエンプラスが第三者割当で引き受け、DNA研の筆頭株主になるとともに、新株予約権も引き受ける。  エンプラスが取得するのはDNA研の普通株式84万8000株(1株につき669円、払込金額は約5億6731万円)で、DNA研の従来発行済み株式の20.01%に相当する。  また、同時に新株予約権(潜在株式数で85万2000株、発行価額は約6330万円)を引き受け、権利をすべて行使した場合の保有比率は最大で33.40%に拡大する。払込や提携開始は12月8日を予定している。  DNA研の有する遺伝子関連の受託検査技術と、エンプラスのエンジニアリングプラスチック精密加工技術を融合させ、国内外の生体分析や医療技術にの発展に貢献していく計画とした。   エンプラスの後場の株価は、午後0時45分に90円高の4035円まで買われたが、その後は上げ幅を急速に縮小している。(編集担当:片岡利文)
DNAチップ研究所が後場に150円高の893円でストップ高買い気配となっている。
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2014-11-20 13:00