ＦＦＲＩ、ティーガイアと提携しセキュリティ診断アプリを販売開始

　ＦＦＲＩ <3692> は２０日引け後、ティーガイア <3738> との業務提携を発表した。 　アンドロイド向けセキュリティ診断アプリ「ＦＦＲＩ安心アプリチェッカー」の販売を開始するにあたって、ティーガイアの携帯キャリアショップでの販売チャネルを活用する。個人ユーザーの新規端末購入や機種変更時に「ＦＦＲＩ安心アプリチェッカー」の販売を促進する計画。 　「ＦＦＲＩ安心アプリチェッカー」はアンドロイド用スマートフォン・タブレットで利用するアプリの危険性を可視化するコンシューマー向けのセキュリティ診断アプリで、アンドロイドアプリの新規インストールやアップデート時に自動でアプリを診断、結果を通知する。 　既知の不正アプリの情報と照合する従来のパターンマッチング技術ではなく、膨大な不正アプリの分析結果から導き出した不正アプリに共通する特徴を検知するエンジンを使用しており、未知の不正アプリに対応するほか、パターンファイルの更新による端末負荷の増大やバッテリー消費を気にすることもなくなるという。 　ＦＦＲＩはサイバーセキュリティーの研究や開発を手掛けている。９月３０日にマザーズへ新規上場したが買いが集中して初日は売買が成立せず、翌１０月１日に公開価格の２．８倍に相当する４０１０円で初値を形成。１１月１１日には１万５９３０円を付けている。２０日終値は１０００円安の１万１４１０円。（編集担当：宮川子平）