【株式市場】中国PMIで日経平均は伸び悩むが材料株などは物色活発

◆日経平均の終値は1万7300円86銭(12円11銭高)、TOPIXは1397.64ポイント(1.10ポイント高)、出来高概算(東証1部)は24億5324万株   20日後場の東京株式市場は、午前中に伝えられた中国のPMI(製造業購買担当者景気指数)の鈍化が手控え要因になり、日経平均は60円高の1万7350円前後を上値に小動きとなった。   ただ、東レ <3402> が引き続き炭素繊維の大型受注などを材料に6.4%高となり、「繊維製品」が業種別指数の値上がり率1位になるなど、材料株物色は活発。1ドル118円台後半への円安進行を受けて輸出比率の高いマツダ <7261> や国際競争力の強まる名村造船所 <7014> などが高く、鉄鋼、海運、海外比率の高い日本板硝子 <5202> も高い。   日本エンタープライズ <4829> はゲームアプリの配信開始を材料にストップ高を続け、ぐるなび <2440> は米国の旅行サイト会社との提携観測で戻り高値を更新、DNAチップ研究所 <2397> (東2)は昼前にエンプラス <6961> との資本提携を発表して後場急伸ストップ高、AMBITION <3300> (東マ)は今期の大幅増益見通しを連日材料にストップ高、ユーグレナ <2931> (東マ)は航空機燃料の量産設備を材料に急伸、日本ライフライン <7575> (JQS)は国内初の縫合なし生体弁に関する報道を好感して急伸した。   東証1部の出来高概算は24億5324万株(前引けは12億5856万株)、売買代金は2兆2440億円(同1兆677億円)。1部上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は788(同898)銘柄、値下がり銘柄数は883(同747)銘柄だった。   また、東証33業種別指数は20業種(前引けは16業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、繊維製品、鉱業、海運、輸送用機器、水産・農林、ゴム製品、食料品、ガラス・土石、その他製品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万7300円86銭(12円11銭高)、TOPIXは1397.64ポイント(1.10ポイント高)、出来高概算(東証1部)は24億5324万株。
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2014-11-20 16:45