通期上方修正ながら下期大幅下方修正で下期が保守的にみえる銘柄は=金山敏之
先月下旬から始まった3月期決算企業の中間決算発表もほぼ終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計(14日までに決算を発表した3月期決算企業)では、全体の増益率は期初の1%台から上振れし前期比で3%増え、金融危機前の2008年3月期に記録した過去最高益に迫る見通しとなっています。このためこの中間決算で通期の業績予想を上方修正する企業もみられます。
こうしたなか一昨日は上方修正で一転して最高益更新予想となった銘柄を、そして昨日は上方修正で減益が増益予想となった銘柄取り上げましたが、今回は通期の業績予想を上方修正しながら下期の見通しを1割以上も大幅に下方修正した銘柄をピックアップしてみました。こうした銘柄では下期を下方修正しなければならない事情があるところもあるかもしれませんが、一般的には下期が保守的にみえてきます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
一昨日は上方修正で一転して最高益更新予想となった銘柄を、そして昨日は上方修正で減益が増益予想となった銘柄取り上げましたが、今回は通期の業績予想を上方修正しながら下期の見通しを1割以上も大幅に下方修正した銘柄をピックアップしてみました。
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2014-11-20 17:15