日経平均寄り付きは15円安、カイオム売り気配、マーベラスは買い気配
21日の日経平均株価は、15円14銭安の1万7285円72銭で寄り付いた。
前日のNYダウが33ドル高と反発。経済指標の改善や年末商戦への期待などで過去最高値を更新したものの、日本株は高値警戒感や3連休を控えた利益確定売りが観測され、日経平均は売りが先行している。外国為替市場ではドルが118円台前半と円安トレンドが続いている。
個別株では、公募増資で約22億円を調達するカイオム・バイオサイエンス <4583> が売り気配でスタート。新たな育毛剤素材の特許出願で前日に急騰したファーマフーズ <2929> は反動売りで急落し、腕時計の増産が報じられたシチズンホールディングス <7762> も軟調となっている。
一方、ディズニー関連のスマホゲームを配信と伝わったマーベラスAQL <7844> が買い気配。ティーガイアとの業務提携を発表したFFRI <3692> や、東証1部への市場変更を発表した萩原電気 <7467> も買い気配でスタートしている。
また、 合弁企業による韓国でのカジノ建設が伝えられたセガサミーホールディングス <6460> が急伸しているほか、首都高の大規模補修方針が報じられたことで、OSJBホールディングス <5912> や宮地エンジニアリンググループ <3431> が買われている。(編集担当:片岡利文)
21日の日経平均株価は、15円14銭安の1万7285円72銭で寄り付いた。
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2014-11-21 08:30