【今日のドル円】上ヒゲ攻防の行方に注目、一時的な調整となるか

 昨日のドル/円は一時118.977円まで上昇するも、119円台に乗せられなかった事で失速。その後発表された米経済指標は予想より良好な結果が相次ぐも反応は限定的となり、一時117円後半まで下落した。結局、日足チャート上に上ヒゲの長い陽線を付けている。  本日はこの上ヒゲを攻略できるかがポイントとなりそうだ。上ヒゲをなかなか攻め込めないようだと、昨日の足形が約1ヵ月で14円近く上昇した相場の天井を付けたとの見方につながり、引き続き利益確定の売りが優勢の展開となる可能性がある。昨日安値を更新すると、6日移動平均線(本稿執筆時点では117.379円)に向けた一段安もあるだろう。  ただし、上ヒゲの1/2戻しにあたる118.600円を超えると、この上ヒゲは一時的な調整との解釈から昨日高値(118.977円)更新を試す事も考えられる。ヒゲを巡る攻防の行方に注目したい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は一時118.977円まで上昇するも、119円台に乗せられなかった事で失速。その後発表された米経済指標は予想より良好な結果が相次ぐも反応は限定的となり、一時117円後半まで下落した。結局、日足チャート上に上ヒゲの長い陽線を付けている。
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2014-11-21 10:00