【株式市場】日銀の地域景況が良好で緩和観測が後退し全体にダレるが材料株は活況
16日後場の東京株式市場は、午前中の円安基調が一服模様になったためトヨタ自動車 <7203> などの自動車株がダレ模様になり、前場は高値を更新したパナソニック <6752> は前日比で小安くなる展開。
昼過ぎ、日銀の各県支店の景況報告が全体に好転と伝えられると一段の金融緩和観測が後退とされ、前場は高かった三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> や三井不動産 <8801> も軟化。
半面、池上通信機 <6771> が海外強化発表を好感して急伸し、着物の着付け教室などを展開するネクシィーズ <4346> も動意を強め、ディジタルメディアプロフェッショナル <3652> (東マ)はオリンパスが同社の3D(3次元)グラフィックス製品を採用との発表が言われてストップ高、エスプール <2471> (JQS)は昨日発表の前11月決算を好感してストップ高。ケイブ <3760> (JQS)は新作ゲーム発表を材料にストップ高。一方、前場に「脱・原発」関連としてストップ高の省電舎 <1711> (東マ)は大引け小幅安。
東証1部の出来高概算は31億5572万株、売買代金は2兆5128億円。1部上場1778銘柄のうち、値上がり銘柄数は804(前引けは1268)銘柄、値下がり銘柄数は849(前引けは401)銘柄。
また、業種別指数は33業種中16業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位は空運、金属製品、石油・石炭、電力・ガス、鉱業、鉄鋼、輸送用機器、海運、機械、など。一方、値下がり上位は、その他金融、パルプ・紙、倉庫・運輸、その他製品、不動産、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
16日後場の東京株式市場は、午前中の円安基調が一服模様になったためトヨタ自動車<7203>(東1)などの自動車株がダレ模様になり、前場は高値を更新したパナソニック<6752>(東1)は前日比で小安くなる展開。
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2014-01-16 16:00