日経平均は反落、個別物色へ傾斜も=長島和弘

■今日の動きから  1月16日の東京株式市場、日経平均株価は61円53銭安の1万5747円20銭と反落しました。米国株続伸、円弱含むも戻り待ちの売りが上値を抑えたほか、10-12月期決算を見極めようとの気分が強まった。日経225採用で値上り銘柄数は96、値下り銘柄数は117、変わらずは12。東証1部上場値上り804銘柄、値下り849銘柄、変わらず125。全33業種中が17業種が値下り。TOPIXも反落。マザーズも反落。東証REITは続伸となりました。  日経平均採用銘柄では、主力の日立 <6501> が反落、寄与度の高いファーストリテ <9983> やファナック <6954> も反落した一方で、インフラ整備に対する期待が高まる東芝 <6502> やIHI <7013> が上昇するなどした。  全般は高値波乱で、個別に材料の出た銘柄や決算発表でサプライズのあった銘柄などを個別物色する動きに傾斜する可能性もありそうだ。(執筆者:長島和弘)
全般は高値波乱で、個別に材料の出た銘柄や決算発表でサプライズのあった銘柄などを個別物色する動きに傾斜する可能性もありそうだ。
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2014-01-16 16:00