【今週の注目銘柄】サマンサJPは消費増税の影響軽微の高額消費関連銘柄

 サマンサタバサジャパンリミテッド <7829> の14年8月中間期決算は、売上高が前年同期比41.3%増の190億2700万円、営業利益は同2.5倍の17億8100万円と大幅な増収増益だった。15年2月期の売上高を388億5000万円(前期比23.0%増)、営業利益を32億8000万円(同79.7%増)に上方修正している。  訪日外国人客数は今年1―10月で前年同期比27%増の約1101万人。航空路線の拡充などを背景に、中国などからの旅客が増加傾向にある。また、同社は消費税対策を打ち、引き上げ直後の4月度で前年同月比30%増収を達成している。一方で、サマンサJPは高額品を取り扱う性質から、消費増税の延期は追い風になるだろう。  株価は8月26日に年初来高値を1600円に切り上げたあと利益確定売りに押されて調整。足元では中間期の決算や通期見通しの修正に対する市場の反応は薄く、直近では1000円手前の水準でもみ合いが続いている。(編集担当:宮川子平)
サマンサタバサジャパンリミテッド
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2014-11-23 10:00