SBI証券、ラップ型ファンド「My-ラップ」を安定・積極の2タイプで提供開始
SBI証券は2014年11月21日、SBIアセットマネジメント、モーニングスター・アセット・マネジメントのSBIグループ3社が連携して商品の運用や販売に取り組むラップ型ファンド「SBIグローバル・ラップファンド(愛称:My-ラップ)」を11月28日より提供開始すると発表した。「My-ラップ」は、SBIアセットマネジメントが設定・運用にあたり、モーニングスター・アセット・マネジメントが投資助言を行い、販売をSBI証券が担う。
ラップ型ファンドは、投資方針の提案から実際の商品選定・運用、その後の報告や見直しまでトータルで行う「オーダーメイド型」の投資ニーズに対応し、主に富裕層を対象とした商品としてニーズが高まっている「ラップ口座」や「ファンドラップ」などで使われる「投資一任契約」のエッセンスを、1万円から投資可能な投資信託として提供するもの。
「SBIグローバル・ラップファンド(愛称:My-ラップ)」は、リスクが控えめな「安定型」、比較的リスクが高く大きなリターンを狙う「積極型」の2種類のモデル・ポートフォリオを用意した。WEBサイト上でいくつかの質問事項に答えるだけで、投資方針・リスク許容度に応じた投資信託とその組み合わせが選択できる「イージーオーダー型」の商品設計になっている。
たとえば、NISAで中長期保有する銘柄に悩んでいる人、先進的な資産運用を求める方、分散投資はしたいけれど自分でポートフォリオを管理しきれないという人など、「さまざまな運用ニーズに合わせて活用いただけるものと期待しております」としている。また、販売手数料無料のノーロードで販売する。
「SBIグローバル・ラップファンド(愛称:My-ラップ)」の特徴は、ファンドオブファンズ方式で運用し、モーニングスター・アセット・マネジメントの助言で、世界中のETFや投資信託の中から投資対象を選定し、機関投資家も活用するスマートベータ投資やヘッジファンド投資などの最先端の投資手法を駆使する。
また、経済環境や市況見通しの変化などにより、機動的に資産配分比率や投資対象ファンドを見直す。そして、ポートフォリオの見直し状況などについて、四半期毎に報告を行うとしている。
基本投資比率は、「安定型」は債券型投資70%、株式型投資30%。「積極型」は債券型投資30%、株式型投資70%。それぞれ投資比率をプラスマイナス10%の範囲で変動させることがある。
信託設定日は2014年12月11日。販売手数料はゼロ。信託報酬は「安定型」は年1.58%、「積極型」は年1.65%。それぞれ売却時に信託財産留保金として売却金額の0.10%を控除する。(編集担当:徳永浩)
SBI証券は2014年11月21日、SBIアセットマネジメント、モーニングスター・アセット・マネジメントのSBIグループ3社が連携して商品の運用や販売に取り組むラップ型ファンド「SBIグローバル・ラップファンド(愛称:My-ラップ)」を11月28日より提供開始すると発表した。
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2014-11-21 18:15