商船三井がコンテナターミナル事業で海外投資ファンドと提携
商船三井 <9104> が16日引け後、コンテナターミナル事業における新展開を発表した。
同社はインフラ分野に強いカナダの大手ファンド、Brookfield社と戦略的な提携関係を締結。その第一歩として、商船三井が米国でコンテナターミナルを運営するTraPac社の株式のうち49%をBrookfield社に譲渡し、TraPac社を提携の中核会社として位置付け、コンテナターミナル事業を世界各地の重要港に拡大していくという。
Brookfield社は世界20カ国以上でインフラ施設や再生可能エネルギー、森林、不動産などの資産を保有・運用しており、100年を超える歴史を持つ投資ファンドとして知られている。
TraPac社の株式譲渡は2月上旬を予定しており、商船三井は売却益210億円を今3月期決算に特別利益として計上する見込み。通期予想の修正については、1月31日の第3四半期決算発表時に公表する。
商船三井の16日終値は、前日比変わらずの455円。(編集担当:片岡利文)
商船三井が16日引け後、コンテナターミナル事業における新展開を発表した。
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2014-01-16 16:30