日経平均は132円高スタート、欧米株高など好感

 連休明け25日の日経平均株価は前週末比132円88銭高の1万7490円39銭で寄り付いた。連休中の欧米株高を好感した買いが先行。ドル・円が118円台半ばまで上昇したことも支援材料になった。21日はドラギECB(欧州中央銀行)総裁が追加金融緩和の可能性に言及。中国人民銀行は利下げに踏み切るなど世界的な金融緩和の流れが追い風になっている。  個別では、自己株式取得を発表した日本通運 <9062> が買われている。16年3月期までに実質無借金を実現と報じられたJVCケンウッド <6632> なども物色された。東証1部に指定承認され、記念配当の実施を発表した一正蒲鉾 <2904> や、15年2月期の営業利益予想を上方修正したファステップス <2338> などは買い気配スタート。  半面、株式売出しなどで需給悪化が懸念されたサックスバーホールディングス <9990> は売りが先行した。売上高の虚偽記載で課徴金を韓国されたJALCOホールディングス <6625> も下落している。(編集担当:宮川子平)
連休明け25日の日経平均株価は前週末比132円88銭高の1万7490円39銭で寄り付いた。
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2014-11-25 09:15