エイベックスが音楽配信などの共同出資事業の詳細を発表
エイベックス・グループ・ホールディングス <7860> が25日引け後、資本業務提携の詳細などを発表した。
同社は6日にサイバーエージェント <4751> との資本業務提携を発表している。今回、詳細が発表されたエイベックスとサイバーによる合弁会社AWA(アワ)は、12月1日に設立され、資本金が10億円、エイベックス子会社とサイバーが各50%を出資する。新会社は定額制の音楽ストリーミングサービスを展開し、サイバーがアプリケーションの開発や運営協力を担当、エイベックスは配信楽曲拡大のための協力を行っていくという。
両社は19日に資本提携について発表しており、エイベックスの自己株式処分でサイバーがエイベックス株200万株を第三者割当で取得。取得金額は31億5400万円となり、サイバーはエイベックスの発行済み株式の4.44%を保有する。
また、これとは別に、エイベックスは25日引け後、映像配信サービス向けのアニメ供給会社アニメタイムズ社を講談社、集英社、小学館と共同出資で設立することも発表している。15年1月に設立予定。エイベックスが運営する映像配信サービス「dビデオ」や「UULA」におけるアニメ作品調達窓口を一本化し、他社サービスへのアニメ作品供給なども行うという。その他の出資者による出資も検討している。
エイベックスの25日の終値は、22円高の1607円。(編集担当:片岡利文)
エイベックス・グループ・ホールディングスが25日引け後、資本業務提携の詳細などを発表した。
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2014-11-26 06:15