内田洋は続急伸、第１四半期で営業黒字確保、上期計画を超過

　内田洋行 <8057> は３日続伸し、朝方に４０円高（１１．４９％高）の３８８円を付けた。第１四半期で営業黒字に転じ、中間期業績予想を超過したことが好感された。 　２５日引け後に発表した１５年７月期第１四半期の決算では、売上高が前年同期比３．５％増の３０８億６００万円、営業利益が６億４５００万円（前年同期は３億５６００万円の赤字）だった。公共関連事業で、国や地方自治体における公共関連投資の執行前倒しもあって収益が伸長した。 　１月中間期業績予想の営業利益２億円（前年同期比２８．４％増）を第１四半期の時点で上回っているが、景気の先行き不透明感や、第１四半期に投資の前倒し執行の動きがあったことなどを理由に、業績予想は据え置いた。（編集担当：宮川子平）