エイベックスが続伸、アニメ供給会社など新展開を好感

 エイベックス・グループ・ホールディングス <7860> が続伸。新たな事業展開などが好感され、午後0時46分に66円高(4.1%高)の1673円まで急伸している。  同社は25日引け後、映像配信サービス向けのアニメ供給会社アニメタイムズ社を講談社、集英社、小学館と共同で設立すると発表。15年1月に設立予定としており、エイベックスが運営する映像配信サービス「dビデオ」や「UULA」におけるアニメ作品調達窓口を一本化し、他社サービスへのアニメ作品供給なども行うという。  株主構成はエイベックス子会社及び講談社、集英社、小学館となり、その他の出資者による出資も検討している。  また同社は6日にサイバーエージェント <4751> との資本業務提携を発表しているが、今回は合弁会社の詳細を発表。両社による合弁会社AWA(アワ)は12月1日に設立され、資本金が10億円、エイベックス子会社とサイバーが各50%を出資する。  新会社は定額制の音楽ストリーミングサービスを展開し、サイバーがアプリケーションの開発や運営協力を担当、エイベックスは配信楽曲拡大のための協力を行っていく方針となる。  両社は19日に資本提携について発表しており、エイベックスの自己株式処分でサイバーがエイベックス株200万株を第三者割当で取得。取得金額は31億5400万円となり、サイバーはエイベックスの発行済み株式の4.44%を保有するという。(編集担当:片岡利文)
エイベックス・グループ・ホールディングスが続伸。新たな事業展開などが好感され、午後0時46分に66円高(4.1%高)の1673円まで急伸している。
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2014-11-26 12:45