【本日注目の通貨ペア】ユーロ/米ドル:20日移動平均線の頭の重さを払拭するか
ユーロ/ドルは24日に1.23651ドルまで下げたものの、その後はユーロ圏の追加緩和観測の後退や、米長期金利の低下などを手掛かりに切り返してきている。ただし、昨日から本日のアジア市場にかけて、20日移動平均線(執筆時点:1.24831ドル)前後では上値の重さも見られている。本日はサンクスギビングデーに絡む祝日前ということもあり、積極的に取引を行うというムードにはなりにくいだろう。
とはいえ、本日は米国の経済指標発表が非常に多い。結果が好悪入り混じれば、やはり方向感が出にくい状態が続くと見られるが、市場予想よりも弱めのものが続き、米長期金利低下が一段と進めば、ユーロ/ドルの20日線突破の可能性は十分にある。ユーロのショートポジションが依然として大きく詰み上がっていることもあり、ポジション整理の口実とされることもあり得るだろう。
もちろん、その一方で、市場予想よりも強めの結果が並んだ場合は再び失速することもあり得るため要注意だ。それぞれの結果を確認し、方向感を見定めたい。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ユーロ/ドルは24日に1.23651ドルまで下げたものの、その後はユーロ圏の追加緩和観測の後退や、米長期金利の低下などを手掛かりに切り返してきている。ただし、昨日から本日のアジア市場にかけて、20日移動平均線(執筆時点:1.24831ドル)前後では上値の重さも見られている。本日はサンクスギビングデーに絡む祝日前ということもあり、積極的に取引を行うというムードにはなりにくいだろう。
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2014-11-26 18:00