帝人が5日ぶり反落、CB発行で潜在的な希薄化を嫌気

 帝人 <3401> は5営業日ぶりに反落し、午前9時6分に19円安(5.82%安)の307円を付けた。午前9時30分現在、日経平均採用銘柄では値下がり率トップ。  26日引け後、18年満期と21年満期のユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行し、400億円を調達すると発表。潜在的な希薄化が嫌気された。  転換価額は18年満期が417円で26日終値に対するアップ率は27.91%、21年満期は410円で同25.77%。希薄化比率は9.82%になる見込み。  調達資金はタイにある生産工場の設備投資などに約100億円、炭素繊維複合材料などの研究資金に約150億円、戦略的提携関係の構築のために取得したキョーリン製薬ホールディングス <4569> の株式取得資金に約150億円を充当する。(編集担当:宮川子平)
帝人は5営業日ぶりに反落し、午前9時6分に19円安(5.82%安)の307円を付けた。
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2014-11-27 09:30