「日本を追い抜いた」と報じる中国メディア  GDPに続いて株式市場の時価総額でも

 中国メディアの網易財経は27日、「2010年に国内総生産(GDP)で日本を追い抜いた中国がこのほど、株式市場の時価総額でも日本を追い抜いた」と伝えた。  記事は、上海総合指数が27日に0.7%上昇し、同日の東証株価指数(TOPIX)が1%下落したと紹介、さらに為替の変動を考慮したうえで「中国の株式市場の時価総額は4兆480億米ドル(約478兆5140億円)に達し、日本の4兆478億ドル(約478兆5000億円)を上回った」と伝えた。  さらに、中国の株式市場の時価総額は日本を超えて世界第2位となり、米国に次ぐ市場となったと指摘。上海総合指数は今年に入って24%上昇しており、特に上海と香港の証券取引所の相互接続が開始されたことや、中国人民銀行がサプライズで利下げを行ったことも上海総合指数の上昇につながっていると論じた。  また記事は「東京株式市場も上昇しているものの、円安によってドルベースで日本株を購入している投資家は損失が発生している」とし、東証株価指数は今年7%近くも上昇しているが、円はドルベースで11.4%も下落しているため、東証株価指数をドルベースで評価すると4.1%下落していることになると論じた。(編集担当:村山健二)(写真はイメージ。「CNSPHOTO」提供)
中国メディアの網易財経は27日、「2010年に国内総生産(GDP)で日本を追い抜いた中国がこのほど、株式市場の時価総額でも日本を追い抜いた」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-11-28 10:00