【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】TOWAの今期1株利益72円はさらに上振れの可能性
TOWA <6315> はスマホなどを製造する際に使用される高付加価値のコンプレッション・モールディング装置が好調で、今3月期は大幅増収益が期待される。
今期は上期で売上高109億1300万円、経常利益14億6800万円、純利益10億8800万円を計上。通期見通しは売上高210億円(前期実績171億6500万円)、経常利益23億円(同6億6600万円)、純利益18億円(同5億6800万円)、1株利益72円(同22円70銭)だが、これをさらに上回る可能性が出てきた。
同社のコンプレッション技術は世界トップレベルにあり、基板の大型化やワイヤーの細線化、樹脂使用量の低減が可能なため、引き合いは極めて旺盛。モールディング装置は期初の計画では年間売上高88億円を予定していたが、現時点ではこれを30%近く上回る113億円以上に達する勢い。商いを伴いながら720円台に乗せてきた足取りは注目に値する。(証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
TOWA<6315>(東1・売買単位100株)はスマホなどを製造する際に使用される高付加価値のコンプレッション・モールディング装置が好調で、今3月期は大幅増収益が期待される。
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2014-11-28 10:45