セガサミーHが軟調、国内証券が投資判断を引き下げ
セガサミーホールディングス <6460> が軟調。前場に35円安(2.1%安)の1621円まで下落した。
27日付の大和証券リポートが、同社の投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に、目標株価は2380円から1690円に引き下げ、売り材料視された。
同社は10月末に今3月期業績予想を大幅減額しているが、同リポートでは下方修正自体は「見た目のインパクトは大きいが、ある程度予想されていた」とコメント。
一方で、「パチスロ遊技機を取り巻く環境は決して楽観視できない」と見通しており、パチスロ機の新基準導入によりホールの機種購入が減少、30%近いパチスロ機販売市場の縮小が起こると予想。同証券による今期の営業利益予想を、440億円から200億円に引き下げている(会社計画は350億円から180億円に減額)。
また、来期の営業利益予想についても、従来予想の550億円から260億円に大幅引き下げ。早期の業績回復は難しいとみている。(編集担当:片岡利文)
セガサミーホールディングスが軟調。前場に35円安(2.1%安)の1621円まで下落した。
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2014-11-28 13:45