【株式市場】日経平均は高値に迫り上場2日目のミドルウェアは買い気配続く
◆日経平均の終値は1万7459円85銭(211円35銭高)、TOPIXは1410.34ポイント(18.44ポイント高)、出来高概算(東証1部)は23億2909万株
28日後場の東京株式市場は、日経平均が一段ジリ高の展開になり、大引けにかけて223円40銭高(1万7471円90銭)まで上げて14日につけた2007年以来の高値1万7520円に迫った。
朝発表の国内10月の鉱工業生産指数や原油安を受け、日経平均などの先物に買い戻しの弾みがついた様子があり、トヨタ自動車 <7203> やソニー <6758> は大引けにかけて一段強含んで高値引け。燃料安の期待などから全日本空輸 <9202> や宅配便のヤマトホールディングス <9064> も高値を更新したまま強く、海運株も川崎汽船 <9107> が高値に進むなど軒並み高。
また、リニア新幹線の着工が12月中旬と伝えられ、鉄建 <1815> や熊谷組建 <1861> のほか飛島建設 <1805> などの建設株も高かった。リアルビジョン <6786> (東2)が1週間前の業績予想増額を引き続き材料にストップ高となり、ケアネット <2150> (東マ)は引き続きインド企業との提携を材料に7日連続ストップ高。レッドプラネット・ジャパン <3350> (JQS)はハンバーガー大手ウェンディーズ・ジャパンとの提携発表が言われて急伸した。東証2部指数は高値を更新した。
上場2日目のCRI・ミドルウェア <3698> (東マ)は本日も買い気配のまま売買が成立せず、買い気配だけで上げた場合の本日の上限になる1万2700円(公開価格2400円の5.3倍)で終わった。
東証1部の出来高概算は23億2909万株(前引けは10億6989万株)、売買代金は2兆2815億円(同9350億円)。1部上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は1390(同1303)銘柄、値下がり銘柄数は345(同393)銘柄。
また、東証33業種別指数は30業種(前引けも30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、海運、ゴム製品、保険、輸送用機器、銀行、金属製品、その他金融、非鉄金属、などとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万7459円85銭(211円35銭高)、TOPIXは1410.34ポイント(18.44ポイント高)、出来高概算(東証1部)は23億2909万株。
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2014-11-28 15:45