Jティッシュの自家培養表皮が希少疾病の再生医療品に指定

  ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(Jティッシュ) <7774> (JQG)は28日の夕方、同社の自家培養表皮「ジェイス」が、先天性巨大色素性母斑を目的とした希少疾病用再生医療等製品に指定されたと発表した。10月22日付けで「指定される見通し」と発表していた。   10月の発表も合わせてみると、先天性巨大色素性母斑は、生まれつき黒褐色のあざが体の広範囲にみられる疾患で、悪性化して皮膚がんになりやすい危険性があるとされている。従来は、母斑を切除して縫い合わせたり、体の他の部位から採取した患者自身の正常な皮膚を移植したりする治療が行われてきたが、母斑が大きい患者さまには適さないなどの課題がある。一般的に、治療が必要な先天性巨大色素性母斑の患者数は、新生児の約2万人に1人とされている。   2015年3月期の通期業績に与える影響は軽微としたが、10月の発表の時には下げ基調だった株価が下げ止まる要因になったと見られ、中長期的な寄与には期待が強いと見てよさそうだ。本日の株価終値は1572円(35円安)だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(Jティッシュ)<7774>(JQG)は28日の夕方、同社の自家培養表皮「ジェイス」が、先天性巨大色素性母斑を目的とした希少疾病用再生医療等製品に指定されたと発表した。
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2014-11-29 21:30